鼠が紡ぐ物語。

それはちっぽけな一匹の鼠が描く、小さな小さなお話。

プロローグ

このセカイは、ボクが想像しているよりも広くって、綺麗で、きっと知らないことがたくさんなんだろう。

 

そんなセカイの中でヒトは、それぞれの物語を紡いでいく。

同じ物語は存在しない。まさに十人十色。

 

ボクはそんなセカイが大好きなんだ。

だからこそ、もっとセカイのことを知りたい。

知って、見て、感じてみたい。

 

そんなボクは、自分の物語の中で、自分のセカイの物語を描いている。

 

希望と呼ばれるその森での、妖怪たちのお話。

セカイを見下ろす天界での、一人の妖精のお話。

それぞれの過去を背負いながら、セカイを旅する人たちのお話。

 

みんなはボクの中のセカイで生きている。

ボクが描き続ける限り生き続ける。

 

 

…実はボク自身も、ボクの中の世界のことはよく分からないんだ。

だから、紡ぎ続けるんだ。もっと知りたいから。

 

 

ボクのこと。セカイのこと。

 

 

 

 

意味が分からない。

理解不能とか言わないでね私文章力ないの